2025年1月25日(土)更新
【 アイデアあふれる出会いの場。】
1月25日(土)、ぶんじ寮にてお昼の時間にぶんじ食堂を開催いたしました。
今回の料理番長は藤下綾子さん、記念すべき料理番長デビューの日でした。
ごはんのメニューは
・サトイモの焼きコロッケ
・季節野菜のサラダ
・ひじきの煮物
・季節野菜スープ
おやつは
・ホットビスケット 自家製杏ジャム添え
でした。
この日のメニューは、いただいたお野菜の特徴を目一杯活かしたものばかり。
まずはメインのコロッケ。
使用したのは農家さんからいただいたサトイモの「親芋」という部分です。
味も栄養も他のサトイモと変わらないのに人気がないため?、
市場にはなかなか出回らないのだとか。
おいしいのに、もったいない!と料理番長が工夫を凝らしてくれました。
オーブンでじっくりと焼き、中はねっとり、
外はサクサクのコロッケに仕上がりました。
コロッケと一緒にプレートを飾ったのは国分寺の季節の野菜たち。
水菜、サラダ菜、紅芯大根、紅大根、人参。
なんとも彩鮮やか。カラフルなお野菜をたっぷり使って、
目でも楽しめるようなプレートが完成しました。
スープには、人参と輪切りにすると雪の結晶のような模様が
美しい小さな大根を葉っぱごと。
素材の旨みがぎゅっと詰まった味わいとなりました。
ところで、スープに使用した人参。
実は30cmはあろうかという特大サイズをコンテナいっぱいいただきました。
スープの具にするだけではもったいない!
あますところなく、使い切りたい!!と
スタッフ一同、考えた結果、ペーストにして保存することに。
食堂のかたづけを終えた後、ぶんじ寮でいちばん大きな鍋で人参を茹で、
スタッフ総出、バイタミックス、ブレンダー、すり鉢などの道具を
総動員して、すりつぶしました。
滑らかになった人参は、まるで濃厚なポタージュスープのよう。
これであんな料理もこんなおやつも作れる、とメニューのアイデアが
どんどん膨らみ、ワクワクしました。
次回以降、この人参がどんなメニューに生まれ変わるか、
皆様、どうぞ楽しみになさっていてくださいね。
おやつのホットビスケットに添えた杏ジャムは、
私の祖母の家でとれた杏を使った手作りです。
甘酸っぱい杏ジャムとほわっと軽いおやつパンは
なんとも懐かしい素朴な味わいでした。
ぶんじ食堂では、料理番長を中心に意見を出し合い、
季節の恵みをたっぷり受けたお野菜の
色、形、特徴を活かしたメニューを考案、
スタッフや当日、お手伝いに加わってくださった皆さんとともに
料理をしています。
ちょっとした雑談から、次の料理に活かせるような発見や学びがあり、
キッチンや食堂は、アイデアあふれる出会いの場にもなっています。
そんなぶんじ食堂を今年も変わりなく開いてまいります。
皆様、今年もふらっと遊びに来てくださいね。
最後になりましたが、
お野菜を提供くださった
清水農園の清水雄一郎さん、
国分寺中村農園の中村克之さん、
いつもありがとうございます。
おやつ番長 ひな
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