2025年7月7日(月)更新
【 手から手へ、つながりから生まれるひと皿。】
7月7日(月)、「16時からぶんじ食堂」をぶんじ寮で開催しました。
この日の献立は、
ごはん
・ナスのツナマヨ、オーブン焼き
・フライドポテト
・ナスとトマトときゅうりのさっぱり和風サラダ
・きゅうりの冷製スープ
おやつ
・板さんちの梅ゼリー
手をかけて育て、手をつないで届け、手を動かしてつくる。
そのすべての手が重なり合って、ぶんじ食堂のひと皿は生まれています。
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中学生との交流から生まれたメニュー
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この日の「ナスとトマトときゅうりのさっぱり和風サラダ」は、
国分寺市立第三中学校特別支援学級(I組)の
生徒さんたちとの交流から生まれました。
きっかけは、ぶんじ食堂のホームページをご覧になった担当教員の方から、
「子どもたちが育てた夏野菜を役立ててほしい」との
お問い合わせをいただいたこと。
数ある地域の取り組みの中から、私たちに声をかけてくださったことに、
喜びと少しの戸惑い、そして身の引き締まる思いを抱きながら、
6月に学校を訪問しました。
I組の生徒のみなさんと顔を合わせ、
菜園を案内していただきながら、
学級運営の背景や先生の想いに耳を傾けました。
「自分たちで育てた野菜が誰かのためになる」
—— そんな経験を子どもたちに届けたいという願いが、
丁寧な言葉の端々から伝わってきました。
7月、約束通り学校を再訪。
菜園には色とりどりの野菜が並び、
そのどれもが大切に育てられていて、
まるでこの日を待ちわびていたかのようでした。
いっしょに収穫をしながら、
その成長の背景にある手間や想いに触れ、
生徒のみなさんの「誰かのために」という
気持ちに胸が熱くなりました。
その後、教室に戻り、
ぶんじ食堂の紹介動画もご覧いただきました。
そして、育てた野菜をどう活かすかを話し合って考えてくれた
メニューとレシピを手渡しいただきました。
この日のサラダは、そのひとつです。
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人の手に支えられ、届いた食材
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このほかの食材も、ぶんじ食堂に協力していただいている
皆様から提供していただいたものばかりです。
フライドポテトのじゃがいもは、
《つちぼっこの会》(ぶんじ食堂のメンバーが自然農法で育てている畑)から
届いた新じゃか。
きゅうりの冷製スープに使ったきゅうりは、
国分寺市農業祭夏果菜品評会に出品されたものを、
社協を通じて、分けていただいたものです。
そして、梅ゼリーに使った梅は、
板さんち(このレポートを書いている私です)で昨年漬けた梅酒の梅。
使っているのは梅だけでなく、レシピもまた、
我が家で何度も繰り返しつくってきた家庭の味です。
このように、ぶんじ食堂に届く食材は、
さまざまな人が育て、収穫し、運んできたものです。
お米や調味料等、フードドライブで分けていただいた品々も含め、
ひと皿には数えきれない手が関わっています。
育てた人、収穫した人、運んでくれた人
—— 三中の生徒さんたちをはじめ、
たくさんの人の手によって支えられて、ぶんじ食堂はできています。
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手触りのあるつながりをわかち合う場
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ぶんじ食堂は、食材を提供する人、
料理をつくる人だけでは成り立ちません。
食べに来てくださる方がいて、はじめて食堂は
「手触りのあるつながりをわかち合う場」として、
ひらかれていきます。
つくる人も、食べる人も、
同じテーブルを囲み、料理や食材の話に耳を傾けながら、
ともにひとときを過ごします。
「おいしかった」というひと言に込められたまなざしは、
料理する人にとっての喜びであり、次へつながる力になります。
食べに来てくださる方もまた、
ぶんじ食堂のつながりをともに育て、
わかち合う参加者のひとりです。
こうして、さまざまな人の手によって支えられて、
できているぶんじ食堂。
食事をいっしょにいただくことで、
会話が生まれ、笑顔が生まれ、
また次の開催に向けた準備が始まります。
ぶんじ食堂は、みんなで支え、みんなで育てていく食堂です。
(文 板谷卓巳)
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