2026年4月6日(月)更新
【レコードに針を落として。】
満開のさくらが散りはじめた4月6日(月)、
ぶんじ食堂@喫茶ソラクラゲを開催しました。
今回はぶんじ寮から喫茶ソラクラゲへ会場を移しての、はじめての試みです。
木枠にステンドグラスで彩られた引き戸。
その上に、ぶんじ食堂のいつものガーランドを掛け、
みなさまをお迎えしました。
どこに掛けようかとメンバーであれこれ迷った末に、
「ここだ」と思える場所が見つかったとき、
不思議とこころが落ち着きました。
今回の主菜は、思い出のコロッケカレー。
あめ色に炒めたたまねぎとひき肉でつくる基本のコロッケを、
野菜の旨味が溶け込んだスパイシーなカレーの上にのせました。
副菜には、大根と人参のサラダ、
切り干し大根の煮物、かつお菜のクミン炒めを。
スープにも、いただいたお野菜をあますところなく使いました。
おやつには、喫茶ソラクラゲ名物のクラゲッキーをお出ししました。
野菜は今回も、清水農園の清水雄一郎さんに
ご提供いただきました。
4月は端境期で、畑で収穫できる野菜が少なくなる時期です。
そんな中にも、葉物を中心に新鮮な野菜を届けていただきました。
つちぼっこの会(本多知明さんからお借りしている自然農の畑)から届いた
のらぼう菜の黄色い花に、春の気配がふわりと広がりました。
いつもありがとうございます。
喫茶ソラクラゲの空間は、
やわらかな灯りと木のぬくもりに満ちていて、
集う人たちの気配が自然と場をあたためてくれました。
はじめての会場にもかかわらず、
参加者のみなさまがゆっくりと集い、
それぞれの時間が静かに重なっていきました。
そんな時間の流れの中で、
この日あらためて大切にしたいと思ったのは、
手を惜しまないということでした。
どんな音楽もネットでかんたんに聴ける時代だからこそ、
この日はレコードに針を落とす、そのひと呼吸から。
コロッケを“種”から仕込んでいることに感心してくださる声もあり、
ささやかでも、丁寧にごはんを届けていきたいと感じる時間になりました。
この日、この場所に足を運んでくださったみなさま、
ありがとうございました。
これからも、そのときどきの場と人とで、
ぶんじ食堂の時間を重ねていけたらうれしいです。
(文・板谷 卓巳)
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