10/21(土)「ぶんじ焼きをつくろう!の会」を開催

2023年10月24日(火)更新

【人と交わることのゆたかさ。】

10/21(土)開催のぶんじ食堂@ぶんじ寮は、
「ぶんじ焼きをみんなでつくろう!の会」でした。

秋晴れの爽やかな天気のなか、
満員御礼の10名の参加者がぶんじ食堂に集まってくれました。
初めてぶんじ食堂にお越しになる方も多くいらっしゃって、
とても嬉しい出会いとなりました。

これまでも、”ぶんじ焼き”は地域のお祭りのときなど、
折に触れ、手作りし、みなさまに召し上がっていただきました。

でも、参加者の方々といっしょに作って食べるという
ワークショップ形式での開催は初めての試みだったので、
われわれスタッフもドキドキしながら、この日を迎えました。

ところで、まず、”ぶんじ焼き”とは何でしょうか?

それは、小麦粉でできた皮に餡を包み焼く、
あの長野県の郷土料理”おやき”のような食べ物で、
仕上げに「ぶんじ」の焼き印を入れて、完成させます。

今回、生地と餡は、
あらかじめ、われわれスタッフが仕込みを済ませておきました。

餡は〈メープルピーナッツ入りさつまいも〉と
〈卵入りおからサラダカレー風味〉の2種類。

参加者の方々とスタッフを2つのチームに分けて、
生地を薄くのばして餡を包んで焼く作業がスタート。

参加者の全員がおやき、いや”ぶんじ焼き”を作った経験がなく、
料理番長古館智美さんからかんたんなレクチャーがあったものの、
チームで話し合いながら、それぞれのやり方で完成を目指しました。

肉厚でまん丸なかたち、薄いせんべいのようなかたち、動物の顔のかたちなど、
それぞれ個性的な形で焼かれる姿は、なんだか可愛らしく見えました。

仕上げは直火で熱した「ぶんじ」の焼き印をみずから押して出来上がり!

こくベジたっぷりの具だくさん味噌汁と共に、いただきました。

終わってみると、段取り、進行など
もう少しうまくできたかなという反省はあるのですが、
それでもこの企画をやって良かったと思うことがありました。

それは、参加者の間で自然と
コミュニケーションが生まれていたということです。

包みかたについてあれこれ…、焼き方についてあれこれ…、
蒸したほうがいいとか、焦げ目をつけたほうがいいとか…。

”ぶんじ焼き”の焼き上がりを待ちながら、
「どちらから来られたのですか?」
「どこで、ぶんじ食堂を知ったのですか?」
という会話が生まれたりしていました。

いつもより、人と人の距離が近い感じがしました。

あとは、何といっても、みんなで作るのは楽しい!

どれだけ美味しいものができたかより、
皆と力を合わせて作る、という過程のゆたかさを私自身は感じました。
(勿論、”美味しい!”を目指しましたが…)

ぶんじ食堂は、食を中心にした居場所を、
スタッフも参加者もいっしょになってつくり育てていきたいと願っていますが、
この日はその一例になったのではないでしょうか。

お集まり下さった皆様、ありがとうございました。
またお会いできれば幸いです。

最後になり恐縮ですが、
お野菜は清水農園の清水雄一郎さん、
国分寺中村農園の中村克之さん、
《つちぼっこの会》のみなさんより、
卵は、谷ご夫妻より提供いただきました。
こころより、感謝申し上げます。

料理スタッフ 西村

10/21(土)「ぶんじ焼きをつくろう!の会」を開催
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