03/16(土)「ぶんじ食堂@ぶんじ寮」を開催

2024年3月20日(水)更新

【 つながる、ということ。】

3月16日(土)、お昼の時間にぶんじ寮にてぶんじ食堂を開催しました。

今回は「3月」という時節に、
参加者の方々と共に防災についての考えを深める機会にしたいと
ガスは使わず、水の使用も制限。
わたしたちなりに被災生活を意識した環境で、
防災備蓄食品を試食する会としました。

まずは、暖を取り、あたたかいスープを出すための焚き火を準備。
火起こしには、ファイヤースターターなる
アウトドア用品があることを知りました。
参加者が集まり、それぞれ自己紹介を終えると、試食会のスタート。
何かご紹介いただける備蓄食品があれば、というわたしたちの呼びかけに、
参加者がお持ち寄りくださったものも、当日、加わりました。

 ・備蓄用アルファ化米(ひじきご飯)
 ・備蓄用コッペパン
 ・備蓄用カンパン、クラッカー、ビスケット
 ・カレースープ
 ・備蓄用米粉クッキー、ポテトチップス、チョコ菓子、
ドライフルーツ、ウインナー缶

お水で戻すと1時間。お湯だと15分。
アルファ化米は戻し方の違いによる食べ比べを行いました。
スープには、どの家庭にもストックがありそうな
缶詰の豆と、乾燥野菜を利用。
スパイシーな香りが食欲をそそるカレー風味としました。
コッペパン、カンパンといった備蓄食品は、
そればかりではどうしても飽きてしまいがち。
ハチミツやジャムを少し添えることで、
また、参加者のお一人がお持ち寄りくださったポテトチップスで、
思いがけず、口直しができました。
防災のための防災用品ではなく、
日々の暮らしに”防災”という目線を加えることで、
いつもの〇〇が、防災用品としても活かせそう。
実際に、やってみて初めて気づくことがいろいろありました。

続いて、まちの仲間、
東京都の防災コーディネーターであり、
西恋ヶ窪一丁目地域連合防災会副会長でもある
佐野久美子さんからは、
国分寺市の防災事情や、家庭で日ごろから行いたい防災への備え、
先日、行かれたという石巻市での見聞などを伺いました。
なかでも、ポリ袋に食材を入れて、
袋のまま調理するパッククッキングなどは
大変興味深く、またの機会にぶんじ食堂で
みなさまにご紹介できたらと考えます。

佐野さん、改めて、貴重なお話と
多くの学びをありがとうございました。

今回のぶんじ食堂を終えて思うことは、
何か起きた時にこそ強さを発揮するのは、
やはり人々の「つながり」であるということ。
自分の身の回りの人たちとのつながりは、
災害が起こった時には、声かけや助け合いという形で現れます。

これからもぶんじ食堂が
この人と人、人とまちの「つながり」を
ゆるやかに紡ぐ場であれればと願います。

(ひな

03/16(土)「ぶんじ食堂@ぶんじ寮」を開催
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